現実でも祈ってお手軽に済ませたいものである。
今の仕事っぷりに思うことがあり、テレワークしながら一か月ほど転職活動してみました。
とは言っても、今の会社や仕事に不満がある訳ではありません。
強いて言えば通勤ですかね、イヤなのは。
今より条件がいいところと縁があれば、そっちへ移ろうかな。
くらいのゆるい気持ちで転職活動をやってみました。
その感想と、やってみて得た気づきをまとめます。
テレワークしながら転職活動してみた感想→
- 転職しようかなあでも転職エージェントに頼っていい
- 必ずしも複数の転職エージェントに登録する必要はない、はじめは一社でいい
- 通勤しながら転職活動より楽…だと思う
- 転職する気がなくても、活動してみると自信がつく
転職エージェントを使う理由は「転職しようかなあ」でいい
こんな記事を書いている今も、現在進行形で「転職しようかなあ」と迷っています。
もともと今の会社に不満がある訳ではありません。
ないけれど、今の会社で、今の仕事をいつまで続けられるんだろう? とは常々思っています。
今の会社に定年までいる気はないし、いられるとも思ってない。
その前に私の仕事を外注化する話が出てくるかもしれない。
でも他の部署へ異動してやりたい仕事も特に浮かばない…
もやもやしていた時にカウンセラーに相談する機会があり、
転職エージェントに自分に合いそうな職種を紹介してもらって、その職種を会社の中で探せば?
とアドバイスをもらいました。
これは目からウロコでした。
転職エージェントって、転職する! って決めてなくても使っていいんだ。
本気で転職を考えてないのに転職エージェントに相談って、ただの冷やかしじゃん。って思っていたのです。
そういう使い方もあるのか。
で、その後に相談した転職エージェントから
同じ職種で会社の方を変えちゃえば?
というアドバイスをもらったのが、転職を意識し始めたきっかけです。
その後も転職するかしまいかで悩むのですが
(会社変えれば? と言われた一年後、別のエージェントにもう一回相談した)
いつまでも悩んでいても先へ進まない。ちょっくらやってみるか!
と思い立ち、動き出してみました。
転職「しようかなあ」なら、頼る転職エージェントは一社でいい
フラットな気持ちでいいのでやってみましょう。
と背中を押され、軽い気持ちで転職活動を始めてみてから、もう一社、エージェントと面談してみました。
相性の合う人を探したり、紹介してもらえる求人の幅を広げるためにも転職エージェントは複数使え! とはよく聞きますが、これは私には失敗でした。
そもそも私は本気で転職を考えているわけではありません。
こんなろくでもねえ会社は一刻も早く辞めてやるぜ
●月までに次の職を決めなければ首を吊るしかあるめえ
そこまで切羽詰まってません。
転職エージェントを二社使ってまで、探す求人の幅を広げる必要を感じませんでした。
転職エージェントの二社かけもちは
- 紹介される求人を見きれない
- どこ経由でどの求人に応募したっけ? の管理が大変
- 誰と何の話をしていたっけ? の管理も大変
- 書類を分けて用意して、受け渡すのがめんどくさい
こっちのデメリットの方が大きかったです。
はじめから二社かけもつ必要はなくて、この人は合わないな…と感じたら、他へ乗り換えてみる。で十分だと思います。
あ、書類の受け渡しは一社目の時点ですでに面倒くさかったです。
転職サイトにログイン→マイページへ入る→書類をアップロードします。
書類をエージェントに添削してもらった後、再アップロードするのが面倒です。
完成させたものをアップロードして、それが企業に渡るのは分かります。
だけどさ…作成中のものを都度アップロードは手間なだけよ…
Googleドライブの共有URLを送るから、それで見てくれじゃダメですか…
テレワークしながら転職活動はやりやすい
私は転職活動じたいが今回がはじめてのため、通勤しながらの転職活動がどんなものか、体験はしていません。
ですが、
自分は平日は朝から夕方までテレワーク、たまにすげえイヤだけど出勤、休日は土日祝日
応募する企業の休日も土日祝日
という条件でちょっと活動してみて
これを通勤しながらやるのはキッツイわ
と思うことは、多々ありました。
テレワークしながらの転職活動は、仕事の前後も休憩時間も、がっつり転職活動の時間に充てられるからです。
テレワークしながらだと、休憩時間に私用のPCを出してきて
転職サイトを見ようが
応募書類を作ろうが
昼休みにオンライン面接の予定を入れようが
自由です。
何がいいってオンライン面接ですよ。
仕事をしながら転職活動をし、対面での面接まで選考が進むと、そのために休暇を取らないといけません。
相手企業だけでなく、職場でも日程を相談をしないといけない。
休みを取りやすい職場だったとしても「面接に行ってくるので休みます」とは言えません。
そして当日は、迷子になる時間も計算に入れつつ面接会場まで移動。
オンラインで面接してくれれば
仕事の前後か休憩時間に面接予定を入れれば、職場バレずに活動しやすいでしょう。
面接会場へ向かうまでに迷子になる心配もなし。
体調を崩したばかりの病み上がりでも、オンラインなら気になりません。
面接って精神的な疲労もありますが、オンラインなら通信を切ったと同時に休憩に入れます。
これが
休日が土日祝の職場に通勤しながら
応募した企業も土日祝が休み
だと、自分の休日は転職活動で潰れるのでは? と思います。
だって
通勤中→電車通勤していれば、スマホで求人チェック、クラウドストレージに突っ込んだ書類の編集くらいはいける?
昼休み→どこでオンライン面接を受けろと? あとメシくらい食わせろ。
帰宅後→まともな企業ならそのころは終業時間では
通勤の場合は、面接がオンラインでも対面でも、面接のための休暇が必要そう。
…書いていて思ったんですけど、転職するなら若いうちって言われるの、年を取ると、仕事しながら転職活動する体力がなくなるからでは…?
仕事の合間を縫って準備+面接で受ける精神的疲労+面接会場への移動=疲労…
今の会社がテレワークできるところで本当によかった…
自分に自信が持てたのが最大の収穫
今のところは何の結果も出していませんが、それでも転職活動、やってみてよかったです。
転職活動をやってみた大きな収穫は、自分に自信が持てたことです。
私は履歴書に書けるような資格も、特別なスキルを持っているわけでもありません。
誰にでもできる仕事をしていると思っています。
転職エージェントに過去にやった仕事、今やっていることを話し、「すごい」「それは誰にでもできることじゃない」と言ってもらえ、自信がつきました。
私がやっていたことって、大したことなんだな。
堂々と「こういうことやってました!」と言えることなんだな。
私は誰でもできると思っていることを、評価してくれるのかと。
幸い、評価してもらえたのはエージェントだけではありませんでした。
どうせ落ちるだろうと思って応募した企業から面接の話が来て、嬉しくもあり戸惑いもあり。
まあ面接は全滅してるんですけど。
ちゃんと対策すれば面接もパスできそうだ。と思えています。
相変わらず転職しようか迷っているけど、やってよかったです。転職活動。